定期的に思い付きで作品を作っている僕らです。
これまで僕(フォトグラファー:MOU)は自然な表情(笑顔)を引き出すのが上手いとは言われたり、
自分でも得意だと思っていましたが、このような感傷的なエモーショナルな表現というのはこれまでして来ませんでした。
なので今回の作品は僕のチャレンジでもあります。
そのモデルに選ばせてもらった3名は
STUDIOの浄化をやってもらったスピリチャリストのまいちゃん、
僕らが良く飲みに行く親不孝のバー「Bingo Love」のバーテンダーはじめちゃん、
4月にデビューするアイドルグループ「めたセン」のメンバーで先日行われたKANSAI COLLECTION2023でランウェイを歩いたりと大活躍の三枝亜季ちゃん。
3名にはずぶ濡れになってもらい涙を流すと言う演技をしてもらいました。
撮影前日までそのプランで進んでいたのですが、それだけじゃなんか面白くないなぁと思い出し、
2枚目にはほくそ笑んでもらって、その泣きが実は「嘘泣き」だったってことにしようと変更。
みんなに泣いてもらっている涙、実は髪の毛に付けるヘアジェルなんです。
その透明のヘアジェルだけだと写真にほぼ写り込まないので、絵の具で青色に着色してあります。
完成はモノクロでと決まっていたのですが、これらの写真、どれもカラーにすると青色の涙を流してあります。
いつもアイデア出しは僕がやるのですが、その僕のアイデアを何倍にも膨らませ現実的なものにしてくれるのは吉田努の役目です。
このあたりは僕らのStudioは良く出来ているなぁといつも我ながら思います。
今回の撮影を通し、エモーショナルな表現というものを学びました。
ただ、みんな泣いていますが、撮影現場は笑いが絶えないというのはStudio Fictionは全く変わりませんでした。(笑)
今後も作品を精力的に作っていこうと思います。
また、作品撮り等考えられている方ご相談下さい。
イメージを伝えて頂きましたら僕たちが持っているアイデアや技術を使い叶えさせて頂きます。